3、夜の病院のかかりかた

お子さんが急に熱をだしたり腹痛を訴えたりする事を多くのお父さんお母さんが経験されていると思います。また赤ちゃんが生後2~3ヶ月の新米お父さんお母さんも今後おそらく経験されると思います。ではこんな時どうしたらいいのでしょう。お母さんはお子さんを見て例えば「こわい!これは急ぐ必要がある」と思われたら救急車を呼び、「大丈夫、でも明日まで心配だ。」と思われたら救急病院に連れて行かれると思います。こんな時に知っていて頂きたいことを書いてみます。①救急担当医はいつもの医師では無い。お子さんを何度か診察した掛かりつけ医ではないことが多い。②夜は大病院でも最低限の検査しかできず、病院の機能は落ちている。施設によっては検査ができない所もあり、なるべく昼間にかかりつけの医師を受診して下さい。③救急担当の医師の大事なことは、応急処置は当然として、今すぐ入院して治療する必要があるか、明日まで様子をみていいかを判断することなのです。④夜救急病院を受診する時の必需品はタオル数枚、おむつか着替えの下着、哺乳瓶とミルク、それに保険証です。お母さんの中には赤ちゃんが嘔吐して夜に救急病院を受診する時に、保険証だけ持ってきて赤ちゃんの嘔吐でお母さんの服も汚れ、途方にくれておられる場合を見ました。信じられない話しですが夜間救急を担当する多くの小児科医は翌朝そのまま通常に勤務します。こんな小児科医が疲れを忘れる時はお子さんが大きな病気でなかったことを翌日主治医から確認した時なのです。 ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

カテゴリー: 小児科医子育て応援コラム一覧   パーマリンク