4、旅行のお話し

元気で楽しい旅行をするためには、ちょっとした準備が必要です。まず健康保険証を忘れずに持って出かけてください。国内ではほとんどの地域で救急医療体制が整っています。旅行中に急病にかかったらホテルなどに宿泊している場合には、まずフロントに相談されると親切に対応してくれることもあります。困ったときに消防本部に電話すると、当地の救急病院を教えてくれる事もあります。次に、常備薬の必要な方は出発する前に掛かりつけの医者に相談して処方してもらうと安心して旅行が出来るでしょう。目的地に到着するまでにもうひとつ厄介な事が乗り物酔いです。これは乗り物による揺れによって前庭半規管(耳の奥のバランスを保つところ)が刺激されて発症します。症状は、まず落ち着きがなくなり、あくびが出たり青ざめたり、急に無口になって元気が無くなり吐いたりします。一旦酔ってしますと良い治療法がないので、予防が大切です。酔い止めの薬や、テレビでもやっていましたが、サングラスを掛けさせる、無理やり寝てしまう、車の揺れに合わせて体をかたむける等の方法があるようですが、睡眠不足や過労を避けて、吐き気のあるときは我慢させず吐かせる方が良いでしょう。お子様の体調が悪いときは思い切って旅行をあきらめる事も必要かも知れませんね。また必ず行ける時があるのですから。 ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

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