21、肥満のおはなし

肥満は生活習慣病の原因とされ、最近は子どもでも注目されています。しかし小児の肥満は乳幼児と小学校以降を分けて考えます。乳児の肥満は一般的に良性肥満が多くよほどのことがないと心配いりませんが幼児の3~4才から肥満傾向が現れてきたら気をつけましょう。こどもの肥満は遺伝の影響も強いと言われています。母子手帳の後ろのグラフでピンクの帯の身長・体重のバランスを確認しどちらも上の方なら肥満ではなく「おおがら」なだけですが、体重だけ極端に大きいお子様は市役所の保健婦さんが病院で一度ご相談ください。子どものうちはすぐに病気になるわけではありませんが、そのままの体型が続くと社会人になった頃に糖尿病・高血圧・高脂血症・痛風といった病気になる確率が上がります。最近、病院にいらっしゃる方で、おなかの脂肪がつかめる小学生が増えているのが気になります。心当たりのあるお子さまは、まず甘いジュース(スポーツドリンクも)を制限し、食事はよく噛んで食べることからはじめましょう。  ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

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