22、かぜと肺炎、のお話し

子どもの病気でもっとも多いのが「かぜ症候群」です。一般的には冬に多いですが、一年十いつでもみられます。おとなのふつうのかぜは3~4日で治るものですが、子どもはかぜで抵抗力が落ちてると気管支炎、中耳炎、肺炎などになりやすいので注意が必要です。また小さな赤ちゃんでは鼻づまりでおっぱいが飲みにくくて不きげんになったりします。1~2才までの子どもがかぜから気管支炎になると、たんがうまく出させなくてゼーゼーいうこともあります。かぜに原因はほとんどがウイルスで、その種類は160種類以上ありますので何度もかぜにかかり心配、とよくご相談を受けますがすぐ治れば心配ありません。「肺炎」はかぜなどで気管や気管支の抵抗力が低下し、炎症が肺の中までおよんだときの状態を言います。原因としてウイルスやマイコプラズマ、細菌による細菌性肺炎もあり、一部を除いて熱と咳で発病しレントゲン写真で確認しますが重症になると入院して抗生物質で治療します。「かぜ」も「肺炎」も治療の基本は安静・保温・栄養補給です。静かな部屋で寝かせ、栄養と水分を十分とらせて抵抗力をつけることが大切です。 ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

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