30、乳歯の手入れのお話し

むし歯予防には歯磨きが大切です。子どもが嫌がって磨がかせない、という訴えもよく耳にします。子どもを歯磨き嫌いにしないためには、発達段階に応じたやり方で上手に習慣づけをしていきましょう。歯が生えてきたら歯ブラシを持たせてみます。口に入れて遊んでいるだけですが、歯磨きに慣れさせるための第一歩です。一歳半から二歳頃になると奥歯も生えてきますので、食事やおやつの後に自分でゴシゴシ磨かせてみます。この歳は「自分でする」という自己主張が始まりますが、一方では磨いてもらいたい依頼心もありますので最初は本人に満足するまで磨かせます。十分に磨いたら、その後磨き直しも嫌がらなくなります。三歳頃には箸を使うことや着替えもできるようになりますので、歯ブラシの正しい持ち方や動かし方、ブクブクうがいなどを教えましよう。上の前歯は最も早くむし歯になりやすいので糸ようじできれいにしてください。また、おやつは回数や時間を決めて食べさせましょう。子どもの生活リズムを整えることは、むし歯予防のうえでも重要なことです。
ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

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