小児科医子育てコラム

ほづみ小児科クリニック 穂積正俊医師による 子育て応援コラム

松原市内で小児科を開業している「ほづみ小児科クリニック 穂積正俊医師」による子育てを行う上で欠かせない、「子どもの病気」などについてコラム形式でお送りします。

小児科医子育て応援コラム一覧

  • 85.予防接種のお話し
  • 84..紫外線対策のお話し
  • 83、家庭でできる、子どもの風邪のケアのお話し
  • 82、チャイルドシートを使いましょう
  • 81、平成27年度のインフルエンザワクチンのお話し
  • 80、熱中症のおなはし
  • 79、ヒトメタニューモウイルスのお話し
  • 78、インフルエンザワクチンのお話し
  • 77、子どもの救急、のお話し
  • 76、アデノイドのお話し
  • 75、水痘予防接種のお話し
  • 74、お子様のスキンケアのお話し
  • 73、プロバイオティクスのお話し
  • 72、MRワクチンを受けましょう、のお話し
  • 71、予防接種を受けましょう、のお話し
  • 70、無煙たばこ(スヌース)をご存じですか?のお話し
  • 69、便秘のお話し
  • 68、ロタウイルス胃腸炎のお話し
  • 67、歯のお話し
  • 66、RSウィルス流行中のお話し
  • 65、肺炎球菌ワクチンのお話し
  • 64、脱水症状のお話し
  • 63,19歳以上の松原市民の風疹ワクチン接種のお話し
  • 62,帯状疱疹のお話し
  • 61, BCG接種のお話し
  • 60, 定期接種と任意接種のお話し
  • 59、インフルエンザの出席停止のお話し
  • 58、4種混合ワクチンのお話し
  • 57、痛風(高尿酸血症)のお話し
  • 56、不活化ポリオワクチンのお話し
  • 55、熱中症のお話し
  • 54、水いぼ(伝染性軟属腫)のお話し
  • 53、不活化ポリオワクチンのお話し
  • 52、2012年5月21日の日食観察の注意のお話し
  • 51、湿度とインフルエンザのお話し
  • 50、トランス脂肪酸のお話し
  • 49、子宮頚がんワクチンのお話し
  • 48、夏の疲れに効く食べ物、のお話し
  • 47、生肉を食べるのは注意!のお話し
  • 46、同時接種(同時に2本以上打つ予防接種)のお話し
  • 45、溶連菌感染症のお話し
  • 44、AEDのお話し
  • 43、食中毒のお話し
  • 42、日本脳炎ワクチンのお話し
  • 41、ダイエットのお話し
  • 40、子宮頚がんワクチンのお話し
  • 39、肺炎球菌ワクチン(プレべナー)のお話し
  • 38、お顔のシミのお話し
  • 37、起立性調節障害のお話し
  • 36、たばこ誤飲のお話し
  • 35、ヒブワクチンのお話し
  • 34、麻しんワクチンを受けましょう、のお話し
  • 33、ぜんそくのお話し
  • 32、アレルギー性鼻炎、のお話し
  • 31、細菌ノロウイルスが原因となる食中毒
  • 30、乳歯の手入れのお話し
  • 29、中耳炎のお話し
  • 28、発熱で頭がわるくならないか、のお話し
  • 27、夜ふかしのお話し
  • 26、夜尿症のお話
  • 85.予防接種のお話し

    ☆来年4月、小学校入学予定のお子様の予防接種のお話し☆皆さんご存知とは思いますが「MRワクチン2回目」が有ります。毎年聞かれる事ですが「5~7歳の間で年長さんの学年、4月~翌年3月までに1回、住民票のある市内で無料」です。「早く打ったら効果が切れる」と誤解されてた方が居ましたが1年くらい待つ必要はないと思いますので、対象者で接種してないお子様は6月中を目指して打って下さいね。ついでに日本脳炎など忘れやすい注射も同時接種してもらうと良いでしょう、他に自費で水痘・おたふくかぜ・B型肝炎も(経済的な問題がクリアーされれば)お勧めしたいワクチンです。まずは予約して、かかりつけ医と相談して下さい。

    84..紫外線対策のお話し

    以前に「現代はビタミンDは十分に足りているので、将来のシミ・しわの原因や皮膚がんの心配があるので可能な限りさけましょう」と書きましたが、最近は「ごく短時間は紫外線を浴びることでビタミンDの補充になる」と考えられているようです。ではどのくらい?色々な説がありますが、真夏の7月で5分間、真冬の12月でも20分間で十分でしょう。なので浴びすぎはよくないことには違いないとおもいますので、1980年ぐらいからオゾン層が破壊されているらしいので春~夏~秋は日焼け止め(汗で取れるので塗り直しがベター)や帽子、日傘を活用して下さい。何事もほどほどに、しましょう。

    83、家庭でできる、子どもの風邪のケアのお話し

    アメリカ小児科学学会では4歳未満の子どもに市販のかぜ薬を与えず治療するように勧めていて①鼻水は吸引するかティッシュで鼻をかむ。②鼻づまりは温かい水240mlに食塩2ml(ティースプーン0.4杯)を鼻にスプレーする③生後1歳以上の咳は小さじ1杯のハチミツを与える、生後3カ月~1歳ならハチミツはダメなのでティースプーン1~3杯のリンゴ果汁を温めて与える。生後3カ月未満の乳児は医療機関に受診する、とされています。その他、熱が38.8℃以上か不機嫌な場合も受診がすすめられているようですが、個人差があるので掛かりつけでご相談されるのもよいでしょう。

    82、チャイルドシートを使いましょう

    6歳未満の子どもを車に乗せるときはチャイルドシートを使わないと1点減点されるのをご存じでしたか?

    毎年、交通事故で約4千人の死亡者が出ているので大切なお子様の安全のために是非チャイルドシートを使ってください。

    JAFの統計によると1歳児は80%装着しているのに5歳児は40%まで下がってしまうらしく理由として子どもが嫌がるから、自分が気をつけていたら事故にならない、ぶつかったら手で押さえれば大丈夫と意見があるようです。

    10kgの子どもを支えるのは車で時速40キロで壁にぶつかれば掛かる力は300kgになるらしく、事故にあえば大変なことになります。嫌がってもチャイルドシートを装着して車に乗せる習慣をつけるようにしてくださいね。

    81、平成27年度のインフルエンザワクチンのお話し

    今秋以降に接種されるインフルエンザワクチンは全国的に濃くなります。理由は1本のワクチンに今までA型2種類B型1種類(3価)だったのが、B型も2種類入って4価という(今まではB型も「山形系統とビクトリア系統という分類」2種類、流行するのにどちらかを選んで入れていたので、それなら2種類とも入れた方が予防効果も高くなる、の考え)事になったからです。ワクチンとしては効果増強されるから良いのですが当然コストが1.5倍くらい掛かるらしいので接種料も高くなる問題と、若干ですが注射液も濃いので痛みと腫れも増えると予想されています。まだワクチンそのものが発売されていないので実際の接種料金は不明ですが、10月以降に掛かりつけ医と相談して可能な方は接種されてください。

    80、熱中症のおなはし

    以前にも書きましたが、運動により体温が上昇し体に熱がたまる状態が続くと熱中症になります。

    気温・湿度が高い、風が無い炎天下でのスポーツ活動は「頭痛・めまい・吐き気・嘔吐・立ちくらみ」と言った症状に注意し、特に運動前に「体調が悪い」と感じた人は、例え「仲間に迷惑が掛かる、雰囲気が悪くなる、スタメンからはずされる」と感じても無理をしないことが大事です。

    そのほか準備運動は必ずする、着替える前と後にコップ一杯ずつ水分をとるとよい良いでしょう。

    補給する水分は①2Lのペットボトルに水を入れ、②塩3g(ペットボトルのキャップ約2/3)入れ③好みでレモン・グレープフルーツ味など柑橘系のキャンディを入れ1時間くらい置いておく、と自作できます。気温の目安は31℃で激しい運動は中止、35℃で運動は原則禁止を心掛けましょう。

    79、ヒトメタニューモウイルスのお話し

    平成23年から検査で調べられるようになったウイルスで名前が知られました。

    子どもの風邪症状(熱・咳・鼻水)の10%くらいを占めると言われ3月~6月に流行るとされ2歳までに半分のお子様が、10歳までにはほとんどのお子様が掛かるとされています。

    ただし検査はレントゲンを撮らなければ保険適用がないので、「高熱が続く、咳がひどい」など肺炎かな?の症状があって、この検査をしたときに調べる以外は自費の検査となります。

    しかも病名がわかっても特効薬が無いとされているので咳・鼻水をやわらげる薬または解熱剤しか治療がないので治まるまで待つことになります。だいたい1週間で治るとされています。

    78、インフルエンザワクチンのお話し

    毎年この時期に話題になりますが予防接種でよく聞かれるご質問に

    ①いつ打つのがベストか?これは10月末~11月初めに開始が望ましいので今すぐです。

    ②効果はどのくらいあるのか?色んな意見がありますが約半年くらいでしょう。

    ③病院によって値段が違うがなぜ?これはキャベツと同じで統一の料金は無いからです。

    ④来週に13歳になるので待って1回でよいか?ワクチ ンの免疫は注射後2週間くらい経たないと出ないので打つなら早くしましょう。

    ⑤卵アレルギーでも打てるか?これは病院によって先生の考えが違うので相談して決めてください、一般的には不可になるのでご家族だけでも打ちましょう。

    小さいお子様が居る65歳以上の方は是非ワクチンを、肺炎球菌ワクチンと共に受けて下さるようお勧めします

    77、子どもの救急、のお話し

    お子様の急な病気の判断に困ることはありませんか?適切な判断の特徴を書きます。

    熱の高さだけでなく普段との違いを見るのがポイントです。

    元気はあるか?座っていられるか?周囲(テレビ・おもちゃ)へ関心はあるか?視線が合うか?眼に生気がなくぼんやりしていないか?泣き声が弱く、あるいはれていないか?等があげられます。

    役に立つ情報源としてお勧めを書いておきます

    ① 母子手帳

    ② こどもの救急【日本小児科学会】 http://kodomo-qq.jp/

    ③ こどもの事故と対策 http://kodomo-qq.jp/jiko/

    ④ 小児救急電話相談【20:00~翌朝8:00】 電話#8000 大阪府06-6765-3650

    ⑤ 救急安心センターおおさか 電話#7119 または 06-6582-7119

    ネットサーフィンは不安をあおるだけになる事が多いのでお勧めしません

    また普段から予防接種を受けて防げる病気は親御さんが防いであげて下さいね

    76、アデノイドのお話し

    のどちんこの裏に「アデノイド」という名前の扁桃があるのをご存じでしょうか?

    3~5歳で最大になり10歳を過ぎると小さくなってくる性質があり本来は病原菌と戦う免疫の働きがあるのですが、場所が鼻の奥になるので大きくなり過ぎると「いびき、鼻呼吸できなくて口を閉じれなくなる」ひどくなると夜間に無呼吸(息が止まる)になる事があります。

    喘息と思っていたらアデノイドだった、と言うときもありますので普段に口を開いている事が多い、いつも鼻声だ、と思い当たるなら掛かりつけで相談されてみて下さい。

    軽ければ飲み薬と点鼻薬でマシになりますがひどければ思い切って手術するとサクッと改善する事があります。

    75、水痘予防接種のお話し

    既にご存知の方も多いと思いますが平成26年10月から水痘(水ぼうそう)予防接種が1歳台、2歳代のみ無料になります。ただし今までに水痘に掛かったお子さんは対象外、自費で水痘ワクチンを受けている方は自費で受けた回数を引いて最大2回無料になります。3か月以上間を開けて合計2回ですが2回目の接種期間は標準は6か月後とされています。期間限定で平成27年3月末まで3歳台、4歳台のお子様も1回だけ無料対象になりますが同じく水痘に掛かった人と自費でワクチンを受けた事がある方は対象外となるようです。詳しくは松原市の広報に載るとおもいますので10月に確認して掛かりつけの医で接種してください。

    74、お子様のスキンケアのお話し

    子どもの皮膚の面積は大人より小さいのに汗腺(汗を出す穴)の数は同じなのでまずはシャワーでこまめに流してあげるのが理想です。石鹸は特別なものは使わなくて良いと思いますが泡立てだけなら何回でも良いと思います。大人に比べて皮膚の厚さは薄いので、真夏でも乾燥を防ぐローションをシャワー後10以内に塗ってあげるのが良いでしょう。紫外線は50年後の肌に良くないのでUVローションの使用もお勧めです、効果(SPF)の高い物で1回だけよりどんな製品でも汗で取れるので塗り直しは必要です。薄着で良いと思いますが虫よけも積極的に使ってあげて下さい、掻きすぎて汁が出てくれば「とびひ」かも知れません。市販の軟膏で治らない時は掛かりつけで治療を受けると良いでしょう。

    73、プロバイオティクスのお話し

    ヨーグルトや発酵食品(キムチなど)に入っている乳酸菌とビフィズス菌は善玉菌として腸の中で体に良い働きをしているのはご存じと思いますが、先日アレルギーの有名な先生に教えてもらったのですが「出産直前のお母さんが2週間、毎日乳酸菌とビフィズス菌を取ることによって、生まれ赤ちゃんのアレルギー予防効果があるらしい」のです。

    お腹の中に居ている時は無菌なのですが、生まれて24時間以内に赤ちゃんは腸の中に色々な菌が住み着くと言われていて、お母さんの影響が大きいらしく、いちばん効果が高いのはこの期間にお母さんが食べた善玉菌が良いとの事でした。

    ご出産が近い妊婦さんは、毎日少しずつ乳酸菌とビフィズス菌を食べてみてはいかがでしょうか?

    72、MRワクチンを受けましょう、のお話し

    毎年書いていますが、この4月に幼稚園の年少さんの学年のお子様は忘れないうちに掛かりつけでMRワクチンを受けましょう。今年も3月末になって発熱したため間に合わない人の相談がありましたが1年間は「あっという間」です、忘れないように親御さんの責任で受けさせてあげて下さい。「早く打つと効果が切れる」と噂を流す人が居るようですが1年間くらい待っても変わりませんので安心して4月以降に受けてもらうとよいでしょう。また役所のお知らせを見て4月に1回受けたのに、翌年の1月などに間違えてもう一回打ちに来られる人が居ましたが無料でできるのはお一人一回です。他に日本脳炎や、有料ですが「おたふくかぜ」「水痘」も一緒に受ける選択肢もありますので検討してください

    71、予防接種を受けましょう、のお話し

    何回か書いている話題ですがお子様の予防接種のスケジュールはご存じですか?生後2か月から「ワクチンデビュー」として無料の①ヒブ②肺炎球菌の他に有料ですが③ロタ④B型肝炎の合計4種類があります。副反応が心配・打たなくてもはやっていないので掛からないだろう・忙しくて病院に行けない、など色々な理由は聞きますが病気に掛かるリスクを大事なお子様に背負わせるのは危険な行為です。掛かっても薬でサクッと治らない病気だからワクチンが存在するのですから頑張って受けさせてあげて下さいね。ネットが見られるなら「VPDの会」ホームページに詳しく書いていますし予防接種スケジュールアプリも無料でダウンロードできますので一度のぞいてみて下さい、または掛かりつけでこの機会にご相談されてはいかがでしょうか

    70、無煙たばこ(スヌース)をご存じですか?のお話し

    大阪市限定で「スヌース」という名前の製品があります。小さなティーバック様の袋の中にタバコの葉と添加物が入っていて、歯肉と唇の間にはさんでニコチンを吸収させるもので、煙が出ないので未成年者に広がる可能性と乳幼児が誤って食べる事故がおきる危険性があるとされます。もちろん本人も健康被害が出る可能性を含んでいるのでヨーロッパでは販売が禁止されている国も多いと聞きます。大事なお子様の健康を考えて禁煙される事を強くお勧めいたします、禁煙治療も掛かりつけ医でご相談くださいね

    ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

     

    69、便秘のお話し

    便の水分量が少ない、が便秘の定義です。毎日出ていても痛みいや出血したり苦しむくらい気張るのは便秘かも知れません。まずは食物繊維の多い食事やお腹のマッサージ、赤ちゃんでは綿棒で肛門刺激などして改善が無ければ浣腸や飲み薬で便をためない習慣をつけるのが大事です。よく「浣腸はクセになるので心配」と聞かれますが生まれた直後からひどい便秘の場合は腸の病気が隠れているか検査が必要ですが、基本的には毎日しても「クセ」にはならないので安心してください。飲み薬も色々な種類があるので、まずは掛かりつけの医か薬局で相談されると良いでしょう。

    68、ロタウイルス胃腸炎のお話し

    ロタウイルス胃腸炎(春先に多いと言われていますが年中ある吐き下しの風邪、特効薬は無く脱水にならなければ自然に治るのを待つだけ、だがまれに脳炎を起こして急激に悪くなるケースもある)は5歳までにほぼ全員が掛かると言われています。ある調査によるとロタで医療機関を受診した14人に1人が入院、3.5人に1人が点滴を受けていたそうです。この入院率はインフルエンザよりも多く、これを読まれる方で救急受診されて大変な思いをされた方もおられるのではないでしょうか。平成25年現在では自費になってしまいますが生後14週6日までの赤ちゃんだけワクチンを受けることが出来ますのでこれから出産される方は可能ならワクチンでロタに掛かるのを防いであげて下さい。詳しくは掛かりつけの医で相談されると良いでしょう。

    67、歯のお話し

    反対咬合(いわゆる受け口)は日本人に比較的に多く3~4%と言われています。放置しても3歳で40%自然に治るので様子をみても良いが3歳を超えたら是非!歯医者さんに行ってください。この後は自然に治る確立は6~7%と少なくなるためです。おしゃぶり・指しゃぶりは口呼吸を減らしてくれる利点があると言われていますが5歳を超えると歯並びに悪影響を及ぼすとされてますので歯医者さんでは4~5歳でやめさせるように勧められるようです。また外傷で歯が抜け落ちた時は、抜けた歯を4℃の低脂肪牛乳に30分以内に早く漬けて、遅くても12時間以内に歯医者さんで元通りに入れてもらえる可能性があるので早く受診するようにして下さい。くれぐれも乾燥したティッシュに包んで持って行かないように気を付けて下さいね。

    66、RSウィルス流行中のお話し

    12月を中心に冬に流行するウィルスの一つですが最近は流行している様子です。生まれて1歳までに半数以上、2歳までに全員が掛かると言われていて、しかもその後は何回も掛かるとされていますが6か月未満の乳児ほど席や喘鳴(ゼロゼロ)がひどくなって肺炎を起こして入院するケースが珍しくありません。症状は咳・鼻水・発熱で軽くすめば1週間くらいで治ってきます。検査は肺炎で入院する場合と、通院では1歳未満しか保険が使えないため咳の出る人はマスクをしないで1歳未満の乳児に近づかないようにしてあげてください。治療は保険の効く特効薬ははにので咳・鼻水に対してお薬を飲んだり肺炎になったら入院して脱水に対して治療するくらいですが早産のお子様には「シナジス」という特効薬の注射が保険で打てるケースがありますので掛かりつけで相談されると良いでしょう。

    65、肺炎球菌ワクチンのお話し

    平成25年から定期接種のなったワクチンですが、11月1日から現在の7価から13価に変更される予定です。これにより全ての肺炎球菌に対するカバー率(どれだけの種類に対して防げるか)が71.8%から88%に上がると言われています。使うワクチンの種類が変わるだけで接種回数は変わりませんので今まで通り続けて頂ければ良いと思いますが、ワクチンの噂を聞いて11月まで待って良いお子様は①平成24年5月1日以降生まれで②既に1歳までに3回打ったお子様に限定されます。それ以外は待つことで肺炎球菌に掛かってしまう危険があるので従来のワクチンを続けて打つようにした方が良いとされています。詳しくはかかりつけ医で相談してみて下さい。

            ほづみ小児科クリニック  穂積正俊

    64、脱水症状のお話し

    大人は体重の60%が、子供は80%が水分ですので汗をかくと脱水が心配ですね。
    これがあれば、という1つの決め手はないのですが、自分で症状が言える場合は(のどが渇く、頭痛、食欲が減る、めまい、吐き気、脚がつる)など、言えない子どもでは(唇が渇く、尿が少ない、イライラして興奮している、肌が乾燥している、目が落ちくぼんでいる、手足が冷たい、爪を押して色が白→ピンクに戻るまで3秒以上かかる、手の甲の皮膚を引っ張って元に戻るまで3秒以上かかる)などが有ります。もちろんあまりひどい場合は入院になるのですが早めに、0.9%の塩が入った水分を取らせることで予防できます。市販されている飲み物では普通のスポーツドリンクよりNa40mEg以上入ってるもの(商品名ではOS-1)が望ましいですが家庭で作るのなら(水1リットル+砂糖40グラム【大さじ4杯半】+塩3グラム【小さじ半分】+味付けにレモン少々)でも同じ効果があります。少しずつ与えて脱水を予防して下さいね。

         ほづみ小児科クリニック  穂積正俊

     

    63,19歳以上の松原市民の風疹ワクチン接種のお話し

    ご存じと思いますが日本中で風疹が大流行中です。掛からない、広めないためにはワクチン接種が唯一の方法なので松原市では平成25年9月末まで自己負担2千円で打てるキャンペーン中です。ただし条件があって①妊娠を希望している女性②妊娠している女性の配偶者③妊娠を希望している女性の配偶者、のみですので思い当たる方は市役所に問い合せして条件が合えばこの機会に打たれることをお勧めします。ただ全国的にワクチンが不足気味で希望しても一時的に打てない可能性もあるので思い立ったら「今でしょ!」忙しくても掛かりつけでご相談されると良いでしょう。

            ほずみ小児科クリニック  穂積正俊

    62,帯状疱疹のお話し

    40歳以上の大人で、痛みを伴う赤いブツブツや水疱が体の片側に出たら帯状疱疹かもしれません。過労やストレスで免疫が弱ると子供の時に掛かった水ぼうそうのウイルスが皮膚に出てきて症状が出るのです。あやしい場合は3日以内に病院で薬を飲む方が後遺症として痛みを残さない事につながるので早めの受診をお勧めします。小さなお子様で水ぼうそうに掛かったことがない場合は移してしまう事が有るので接触しない方が無難です。体力が低下すると発症しやすい傾向があるので普段から休養を取って疲れをためないようにすると掛かりにくいですが、50~60歳になると免疫が落ちてくるので水ぼうそうのワクチンで予防することも可能です。掛かりつけで相談されるとよいでしょう。

    ほずみ小児科クリニック  穂積正俊

    61, BCG接種のお話し

    松原市では4か月検診(だいたい4か月半)でBCGをついでに接種する事が多いのですがこれは今年3月31日までの法律では特殊な事情がなければ生後6か月までにしないと無料にならなかった為で、平成25年4月1日より変わった法律で生後1歳未満まで無料に変更されました。しかも標準的な接種期間として生後5~8か月となった為もし4種混合やヒブ・肺炎球菌などが済んでいなければ先に済ませてから(自分で忘れないように!してくださいね)改めて接種する選択が出来るようになりました。なので掛かりつけで意見を聞いてスケジュールを立ててもらって下さい。あと特殊な病気(免疫不全・白血病・ネフローゼなど)で主治医の先生から予防接種が禁止されていた方に限り、市役所で届けを出してもらえれば7歳半を超えても定期接種と言われるワクチンは無料でできる法律が平成25年1月30日からできました。思い当たる方は市役所に問い合わせてみて下さい。   ほずみ小児科クリニック 穂積正俊

    60, 定期接種と任意接種のお話し

    • 平成25年4月からヒブ・肺炎球菌・子宮頸がんワクチンが任意接種→定期接種に変更されるようです。言葉の違いは「勧奨(国や自治体が薦める)する定期予防接種」と「自己責任による任意接種」ですが、松原市では市のはからいで対象年齢のお子様は自己負担ゼロだったのが、市町村によっては1回数千円の自己負担があったため接種する方が少ない問題がありました。皆さまにとってのメリットは(縁起でもないですが)もし注射が原因で亡くなったり後遺症が残ったりした場合の賠償金が高くなります。ほとんどの方は既に接種済みだと思いますがこれを機会にワクチンの打ち忘れが無いか母子手帳を確認してみて下さい。不明な方は市役所地域保健課または掛かりつけでご相談下さい。
    •     ほずみ小児科クリニック  穂積正俊

    59、インフルエンザの出席停止のお話し

    • 最近はインフルエンザに掛かっても早く抗インフルエンザ薬を使うことですぐ解熱することが多くなって、以前の基準で登校した人から移すのではないかと平成24年4月に法律の改正がありました。既にご存じの方も多いと思いますが、
    • ① インフルエンザと診断されれば5日間は欠席
    • ② さらに幼稚園までのお子様は3日間、小学生以上は丸2日間、熱が無いことが条件になります。
    • なのでほぼ1週間近く休まなくてはいけなくなりました。これは移しあいになることを避けるための決定ですのでご理解とご協力をお願い致します。ほとんどの場合は病院で検査して診断されるでしょうから具体的な欠席日数は掛かりつけで聞かれると良いでしょう。  ほずみ小児科医院  穂積正俊

     

    58、4種混合ワクチンのお話し

    • 既に新聞などで御存じの方も多いと思いますが、11月から従来の3種混合(ジフテリア・破傷風・百日咳)に加えて不活化ポリオが入った4種混合の接種が開始される予定です。生後3カ月(平成24年8月生まれ)で初めて接種される方が対象なのですが厚生労働省の発表では今まで3種混合を受けた方が続きで打つことも問題無いとされています。しかし当初は製造本数が追い付かず不足により打てないお子様が出てはいけないので、今まで3種混合を受けた方は出来るだけ従来のワクチンを続けて打つ様に、とされています。ワクチンそのものは今までの物を混合してチョッとでもお子様打つ回数を減らすメリットがありますが、実は3種混合は接種間隔を詰めて早めに打ち終えた方が良いのですが不活化ポリオはむしろある程度、間隔をあけた方がいいと言う意見も有りますので、ややこしいですが掛かりつけに相談して進めて行かれたら良いと思います。
    •     ほずみ小児科クリニック   穂積正俊

    57、痛風(高尿酸血症)のお話し

    • 大人の話ですが「痛風」ってご存知ですか?血液中の尿酸値が7.0㎎/dlを越えると可能性が出てきて男性では10歳台で16.3%、30歳台では30%と言われています。女性では50歳未満で1.3%、50歳以降で3.7%と少ないですが日本全体で1千万人が要注意とされています。実際に痛みが出る「痛風」は2004年で87万4千人ですが毎年増え続けている様です。症状が無くても腎臓に影響があり、高血圧を伴ったりすると大変なので検診で(尿酸が高い)と言われた事のある方はぜひ掛かりつけで治療をお勧めします。もちろん肥満・アルコールの多飲(ビールなら500ml、日本酒は1合を越えると多い)・運動不足は悪化させるので思い当たる方は出来る範囲で改善してください。
    •                 ほずみ小児科クリニック  穂積正俊

    56、不活化ポリオワクチンのお話し

    • 平成24年9月から法律が改定され日本で始まります。11月頃には3種混合と混ぜた4種混合ワクチンも出るようですが、それまでは①生ワクチン(今まで市で年5回あった飲むポリオワクチン)が2回おわっているお子様は対象外②生ワクチンが1回だけ終わっているお子様は注射を3回③生ワクチンを全く飲んでいないお子様は注射を4回④自費で注射のポリオをやったお子様は4回やってなければ残りの回数を、となったようです。生後3カ月~7歳6カ月の前日までが無料の対象なので掛かりつけで相談して速やかに受けるようにして下さい。   ほづみ小児科クリニック  穂積正俊

    55、熱中症のお話し

    • 以前にも書きましたが気温が上がると熱中症になる危険があります。日本体育協会の基準があり気温28℃で警戒(積極的に休息)31℃で厳重警戒(激しい運動は中止)35℃で原則中止(運動は原則中止)を守り、「体調が悪い、急に暑くなった、蒸し暑い、炎天下の練習、風が無い、久しぶりの練習、練習時間が長い」は気をつけてください。市販のスポーツドリンクは上手に薄めて飲むのがコツです。ポカリなら①空の1.5Lペットボトルにポカリ500ml②塩1.5g(ペットのキャップ⅓)入れる③水をいっぱいになるまで入れる。またアクエリなら①空の2Lペットボトルにアクエリ1L②塩3g(ペットのキャップ⅔)③同じで、丁度良い濃さとなります。症状として「立ちくらみ、めまい、こむら返り、大量の汗、頭痛、吐き気、脱力感、集中力の低下、真っすぐ歩けない」があれば要注意。「仲間に迷惑が掛かる、スタメンからはずされる」と我慢するのはやめられる環境でスポーツが出来るようにしましょう。休んでも水分が取れなければ病院を受診してくださいね。   ほずみ小児科クリニック  穂積正俊

    54、水いぼ(伝染性軟属腫)のお話し

    毎年プールに入るのに取るか取らないか、と相談されます。ネットでたくさん意見がありますが①基本的には放置で良い、と思います。2年くらいで免疫が出来てきて自然に治ることが多く、搔きむしったりする症状がなければ本人には無害と言われています。しかし色々な事情で取ると決めたら②液体窒素で焼く③硝酸銀という薬で焼く④ピンセットでむしり取る(最近ペンレスと言う痛み止めのテープが保険で使えるようになりました)⑤「いぼころり」の成分(スピール膏といいます)で柔らかくしてセロテープでむしり取る⑥イソジン液で消毒する⑦ハトムギエキス(病院ならヨクイニンと言う名前の漢方薬)と五苓散(ごれいさん、と言う漢方薬)を飲ませる、と言った治療がありますが、それぞれの事情で待てるかどうか、痛くても良いのか、薬のリスクはどうか、を親御さんのご希望と掛かりつけの先生の判断で選び納得のいく方法をされると良いでしょう。ちなみに僕の考えでは放置しても命に係わることは無いとされていますので何もせず2年待っても良いのでは・・・と思います。  ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

    53、不活化ポリオワクチンのお話し

    全国的に平成24年9月から開始される予定と聞いていますが、松原市で6月の生ワクチンを避けて9月まで待った方が良いか質問を受ける事があります。3か月の間にポリオは流行しないとは思いますが絶対とは言い切れないし、不活化ポリオの注射が100%安全と保障されたものではない事に注意が必要です。どんな予防接種でも副反応は存在するので万が一、不活化ワクチンの会わない人が出たらどうなる事かと心配もあります。なので個人的な考えでは6月の日程で都合が良くて本人の体調が良ければ生ワクチンを接種されても良いと思いますし、ワクチン関連の麻痺の報道が気になる方は(ポリオが流行しないように祈りながら)9月まで待って不活化ワクチンを接種すると決められてはいかがでしょうか。最終的には保護者の判断となりますので悩ましいですね。ただ生ワクチンを飲まれたら1ヵ月間は周りの大人が手洗いを徹底してください。心配されてるのにあまり手を洗っていない、では後悔してもいけませんのでね。本当に悩ましいですが時間はあるので掛かりつけ医とも良く相談してください。  ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

    52、2012年5月21日の日食観察の注意のお話し

    • 既に御存じと思いますが大阪でも見られます、テレビでも注意されると思いますが書いておきます。観察する時は①穴をあけた紙などを使い、ピンホールの影を観察する②日食専用のグラスを使う、のどちらかにして下さい。何秒かでも直接太陽を見たり、下敷き・サングラスや黒いゴミ袋を使うのは大変危険です。25年前は正しくない方法で観察した人が13人、目の違和感を訴えたとされています。運悪く網膜という目の奥がやられてしまう可能性があるので特にお子様の登校途中に気をつけるようにご注意ください。また当日曇っていても日食観察グラスを使わず見ない、使うときは立ち止まって観察するように、太陽の方向を後ろ向きに確かめてグラスを使い決して直接見ないように徹底してください。次回は2006年6月1日に北海道で見られる予定だそうです。もし観察後に目の違和感を感じたら必ず眼科を受診してください。ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

    51、湿度とインフルエンザのお話し

    平成24年はインフルエンザが大流行しています、普段どのような対策が良いかよく質問されるので書きます。①湿度は重要でしょう、ウイルスは乾燥に強く、乾燥した状態ではノドや気管支の防御機能が低下すると言われており、出来れば湿度40%以上、50%を目標に電気暖房する時は加湿しましょう。暖房しない時やガス暖房ではあまり湿気るのはカビの原因になるので気をつけて下さい。②手洗い・うがい(うがい液が無ければ水やお茶でも構いません)・マスク(特に咳をしている人は周りにうつさない様に着用しましょう)③マメに歯磨きすると体の中の免疫を高めると言われています④ヨーグルト・緑茶・きのこ・レンコンは免疫を高めると言われていますが1回で大量に食べても変わらないでしょう⑤夜22時~夜中2時は寝たほうが免疫を高めると言われています、体調に少しでも異変を感じたら早めに寝ましょう⑥今年4月からインフルエンザの欠席日数が増える予定です、幼稚園児は熱が下がって2日間だったのが3日間休むように変わるみたいです。掛かってしまった人はうつさない様に休養して下さい。 ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

    50、トランス脂肪酸のお話し

    皆さんは聞いたことがありますか?肉にはある一定の割合で含まれていますが特にマーガリン・マヨネーズ・アイスクリーム・チョコ・菓子パン・ポテトチップス・インスタント麺・ファーストフードの揚げ物・冷凍食品の揚げ物など世の中に多く存在するとされています。全てを避けることは困難ですが大量に食べ続ける事で動脈硬化・心臓疾患・アレルギーの増加が心配されています。可能ならなるべくインスタント食材は使わず、イワシ・サバ・カツオ・マグロ・サケなどの魚を週2回は食べ、揚げ物は少なめにしてスーパーで売っているお菓子を買わずにする様にお薦めします。また10才までは砂糖・塩を少ない味つけに慣らした方が長い一生を病気させず過ごせると思われますので出来る範囲で実行してみて下さい。 ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

    49、子宮頚がんワクチンのお話し

    平成23年9月15日から「ガ―ダシル」という名前のワクチンが加わり2種類の中から選択できるようになりました。特徴は<①尖圭コンジローマという外陰部にできるものにも効果が期待できる②注射部位の腫れはやや少ない、が抗体(血液中の免疫)がやや弱い③9~10月はワクチンがやや不足すると言われている④世界シェアは8割くらいで圧倒的にこちらが使われている国が多い>事でしょうか。詳しい内容は製薬会社のホームページ「もっと守ろう。Jp」で検索していただけると良いでしょう。医療機関に申し込む時に自分で選ぶ必要があるので10代の女性は是非ワクチン接種を検討してください。また以前にも書きましたが子宮頚がんは20代の若い女性も掛かるリスクがあるので症状が無くても20才になれば婦人科に検診に行きましょう。早く発見できれば表面をレーザーで焼くだけで済み、将来の妊娠出産の影響が最少限に抑えられるそうです。市の助成があれば安く受診できる可能性があるので問い合わせてみられてはいかがでしょうか。 ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

    48、夏の疲れに効く食べ物、のお話し

    9月になっても暑い日が続きます、疲れを取る効果がある食材をご存知でしょうか?お茶、魚、海草、納豆、酢、きのこ、野菜(中でもネギ・にんにく・しその葉・みょうが)がお薦めです。特にクエン酸(酸っぱい成分で酢・レモン・グレープフルーツ・梅・パイナップルに多く含まれています)を積極的に取るようにすると良いと言われています。全体的にカロリーを取り過ぎない様に気をつけながらお料理に取り入れてみてください、体重が気になる人は最初に野菜だけ食べてそれから他のものを食べると血糖値が上がりにくいと言われています。体重や睡眠が乱れている人は9月新学期をリセットするチャンスと考えて新たな気持ちでがんばってみて下さい。 ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

    47、生肉を食べるのは注意!のお話し

    焼肉店で腸管出血性大腸菌(以下、大腸菌と書きます)による死者が出て話題になっていますが、もともと肉には5~10%の割合で大腸菌が入っていると言われており、実は年間3~4千人の患者さんが大腸菌感染症で全国の医療機関を受診しています。大腸菌に掛かるのを防ぐには①ユッケなど生肉や生レバーを食べない②大腸菌は75℃ 1分の加熱で死滅するので(ちなみにノロウイルスは85℃で死滅します)肉は中心部までよく焼く③特に乳幼児やお年寄りは胃の酸度も弱く抵抗力も少ないことがあるので気をつける。ですが、大人も好きで食べるのは止めませんが一定の割合で菌が入っている覚悟でユッケは食べてください、お店の問題ではなく自己責任で菌を飲み込むのがユッケ、生レバーなのです。10回以上の下痢や血便は速やかに病院を受診してください。
    ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

    46、同時接種(同時に2本以上打つ予防接種)のお話し

    「一度に何本も打つのが心配です」と相談される事がよくありますが平成23年1月に日本小児科学会から提案された文章があり、2本以上のワクチンを同時に接種して、それぞれのワクチンに対する
    ①有効性についてお互いのワクチンによる干渉(効果が下がることは)ない
    ②有害事象(一度に打ったための不利益)、副反応の頻度が下がること)はない
    ③接種できる本数に制限はあに
    と発表されました。今のところ公費(無料)で打てるワクチンには制限がありますが近い将来には一度に何本も打ってもらえれば医療機関に行く手間も減るのでベターかも知れませんね。また毎年2回目のMRワクチンを忘れていて3月一杯の期限を過ぎる方がおられますので幼稚園を卒業される学年、中1、高校を卒業される学年の方は早く接種を済ませましょう。ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

    45、溶連菌感染症のお話し

    ここ最近、溶連菌感染症が少し流行っていますがその症状は①90%の確率で38℃以上の発熱②かゆみのある赤い発疹③何日か経つと舌が「買ってきたイチゴのような」ブツブツが出る④治ってから手足の皮がめくれる事がある、であり友達や兄弟・家族からうつる場合がありますが熱のない場合はまず心配ないでしょう。この菌の感染症を疑ったら以前にもらった抗生物質を飲んでしまうと病院に行って検査してもわからなくなるため、怪しい場合はまず(救急でなく翌日でもOKなので)病院を受診してください。後遺症として心臓や腎臓に炎症が起きる可能性がある菌なのですが無治療なら数百人に1人、きちっと治療すれば数千人に1人くらいの確率なのでぐったりしたり様子がおかしくなれば緊急性は無いと考えられます。この菌は同じグループが数種類あるとされ、何回か掛かる可能性がありますが、その度に適切な治療がされていれば心配ないでしょう。 ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

    44、AEDのお話し

    最近、銀行や駅など人のたくさん集まる所にAED(自動体外式除細動)が置かれていますがどんなものかご存知でしょうか?倒れている人を見つけた場合、もちろん救急車を呼ぶ必要があるのですが、もし心臓が心室細動というケイレン状態が原因だった場合は治療が1分遅れると助かる可能性が10%も下がるため5分以内にこのAEDを使う必要があり到着まで平均6~7分掛かると言われている救急車や病院では間に合わないのです。もし皆さんがAEDを使っても助からなかったとしても責任を問われる可能性は低く、必要な時は機械が作動しないようにうまく出来ているのでぜひ!インターネットで検索して使い方を見たり消防署の講習会など参加して使い方を知っておいて下さい。出来るだけたくさんの人が関心を持って皆が使えるようになってこそ価(・・・その後、見えません)

    43、食中毒のお話し

    毎年夏に細菌性の食中毒が増えます。幸い命にかかわる事は少ないものの気を付けるポイントを書きます。①食品のにおいが普通でも少量の菌が繁殖している可能性はあります、出来るだけ作り置きはせず火を通したら熱いうちに食べましょう。ハンバーグなどは中心が75℃ 1分以上加熱されることが薦められています②特に生肉は注意です、自然界には一定の割合で雑菌が入っているので新鮮でもユッケ・生キモなどは菌を飲み込む覚悟で食べてください③海外旅行ではジュース(氷が汚染されている可能性があります)果物(切るナイフが汚い可能性があり)にも気をつけて下さい。④暴飲・暴食を避けましょう、体調が悪くなると抵抗力も弱る可能性が有ります。⑤血便・10回以上の水下痢は速やかに病院に掛かって下さい、脱水が最も危険な症状です⑥手をよく洗う、食品もよく洗う、十分に加熱する。を3原則として皆さんで気をつけましょう。 ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

    42、日本脳炎ワクチンのお話し

    日本脳炎とは、蚊に刺されることでウイルスが感染し発病する病気です。今まで平成11年から21年までに61人が掛かったと報告されていますが、実はもっと多くの方が掛かっていてほとんどは不顕性感染といって何も症状が出ないと言われています。2005年にワクチンの副反応で重い副反応の認定があったため恐いワクチンと思われているようですが今年から接種が再開されたので、副反応が心配な方は掛かり付け医または市役所の担当者と相談の上、希望される方は速やかに接種される事とお薦めします。しかしワクチンの供給に限界があるため今年は3歳児をメインにすすめていく(今年の在庫は約400万本、3歳児がみんな規定の2回を受ければ約220万本必要だそうです!!)予定と聞いていますが、無料で打てるのは7歳6ヵ月の一日前までと法律で決まっている為、おうちでご相談して希望者は早めに打ってあげてください。 ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

    41、ダイエットのお話し

    子供向けの話ではありませんが、日本で糖尿病が爆発的に増えており大変な事になっています。色々な方法の中で個人的にお薦めな方法をご紹介します。①毎日朝夜、デジタルの体重計で量って記録しどのようにすれば体重が減るのか個人で気付く、測るだけのダイエット②低インシュリンダイエット、これはGI値といってインスリンという血糖を下げるホルモンが出にくい食事を取るようにする③無穀物ダイエット、これはご飯・パン・麺を食べずに、やはりインスリンの出かたを制限する事で脂肪を使われやすくする④野菜だけの鍋を作り、まず空腹をマシにしてから食事する。いずれの方法も続けなければ効果は少ないので適度な運動と共に自分に合った方法を探して下さい。子どもでも5歳を過ぎればお腹の脂肪がつかめるのは肥満の可能性があるので毎日続けて暴飲暴食する習慣を付けないように気をつけてください。 ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

    40、子宮頚がんワクチンのお話し

    日本で20~30才代で子宮頚がんに掛かる人は年間1万五千人、うち約3500人が亡くなっているのですがこの原因となるウイルスが判明していてワクチンが発売されました。ご存知の方もおられると思いますがサーバリックス」という名前で、①値段が高い(一回1万五千円程度で3回注射の必要あり)②筋肉注射なので大変痛い、腫れるといった問題は有るものの子宮頚がんの原因の60%を占める「ヒトパピローマウイルス16型18型」ウイルスを排除する抗体を持った事により10~20年間は子宮頚がんになる確率を90%減らせるという利点があります。若い女性ほど早めに打った方が良いとされ日本では10才~45才まで接種できますが、推奨されているのは海外では12才前後なので日本でも中学生の間に打つのが望ましいでしょう。製薬メーカーさんのサイトallwomen.jpも参考になさってください。 ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

    39、肺炎球菌ワクチン(プレべナー)のお話し

    一年前にヒブワクチンが接種できるようになりましたが、この春から別の肺炎球菌ワクチンが自費で打てるようになりました。ヒブのばい菌で髄膜炎掛かるお子さまは日本で年間600人前後いるのですが肺炎球菌も髄膜炎になる方が200人ぐらいいてどちらも死亡立が5%くらいある恐い菌なのです。生後2ヶ月~9歳まで接種できるのですがちいさいお子様(3歳以下、中でも1歳未満)ほど肺炎球菌が悪さをして肺炎・髄膜炎といって重い病気になりやすいので出来れば早くに接種した方が効果も高いと考えられます。世界では10年前から接種されていて93の国で既に子どもたちに打たれているワクチンなのですが日本では初めて発売されるため、難点は高価!なんど一回一万円くらいする!しかも生後2ヶ月~6ヶ月のお子さまは合計4回接種となります。安全性は高い枠c人なのですが費用がなんとも驚きますが、もしご興味があればかかりつけ医にご相談されて接種をお薦めします。  ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

    38、お顔のシミのお話し

    以前に皮膚科の先生に「ズボラな人ほど肌がキレイ」と聞いた事があり本当かな?と思っていましたが①とにかく紫外線に当たらない②肌をなるべくこすらない、洗顔も泡だけで皮膚を最小限さわる程度にする、クレンジングも(もったいないですが)たくさん使用して指で強く肌をこすらない様にする③皮膚は体調を反映するのでストレスを解消する、脂っこい物をたくさん食べない、ビタミンA(レバー、チーズ、のり、パセリ、人参など)、C(レモン、キウイ、イチゴ、ブロッコリーなど)、E(アーモンド、落花生、マヨネーズなど)を程ほどに食べる④出来てしまったシミは医療機関での治療となりますがレーザー光線、トレチノイン・ハイドロキノンクリームを塗る、トラネキサム酸・ビタミン剤を飲むといった色々な方法で薄くする方法もありますが普段から毎日心がけてさわらない習慣をつける事が大事なようです。この時期は紫外線も弱めでシミのケアも始めやすいと思いますのでお子様の話でなくて恐縮ですがお肌のキレイなママを目指してみてはいかがでしょうか。 ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

    37、起立性調節障害のお話し

    小学校高学年~中学生くらいのお子さまで毎年この時期に朝起きられない、立ちくらみ・めまいがある、と貧血を心配されて受診される中に「起立性調節障害(ODと言います)」が原因の事があります。自立神経という血圧や体温を無意識にコントロールする神経の働きが弱くなり血圧が下がりやすくなる、いわゆる「脳貧血」の事ですが午前中・特に起きぬけの症状が強く午後からはましになる為に本人が学校など行きたくても行けない状況になるのですが、怠けている・気合が足りないと言われてしまう事になり得るのです。朝礼など立っていて気分が悪くなった経験があるお子さまで思い当たる場合、医療機関で検査をお薦めしますので掛かりつけでご相談ください。治療は薬のほかに規則正しく早寝する、塩分を多めにとるなど様々ですが大人になればだんだん回復するようですので早めの受診をおすすめします。 ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

    36、たばこ誤飲のお話し

    生後6ヶ月から1才過ぎまでのお子さまの事故で一番多いのはタバコを食べた!の事故です。美味しいものではないのでほとんどのケースはかじった程度で心配ないことが多いですが半分~一本食べてしまった場合は早く受診しないと命にかかわる可能性が心配されます。またニュースの缶の吸殻や、灰皿の水を飲んだケースでは特にニコチンの中毒が強く出る可能性があります。誤飲に気付いたら
    1,口の中を指でかき出す
    2,水を飲ませずに吐かせる
    3,頻繁に吐いたりよだれが多くなる、顔色が悪くなる、やたらと興奮する、けいれんする等あれば直ぐに病院へ受診しましょう。

    ある調査によると喫煙者の居る家庭で実際に誤飲した割合は15.7%、未遂を含めると28.7%と言われ喫煙家庭の36.2%は子どもの手の届くところにタバコや灰皿を置くことがあり、7.5%はその置き場所を気にした事がないとアンケートに答えたそうです。大事なお子さまを守ってあげられるのは大人のあなたです。またあなたの健康のためにも禁煙できればもっと良いことですね。 ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

    35、ヒブワクチンのお話し

    平成20年12月から接種が始まったヒブワクチンですが、当初は予約センターに一括で扱われて、どこの医療機関で予約しても全国レベルで先着順と聞いていたのですが、平成21年2月から当面の間、全国6500ヶ所の各医療機関に均等に配達する予定に変わったらしく、診療所は3人分、病院は10人分しか一ヶ月に予約しても入らないようになりました。小さいお子様(生後2カ月から接種できます)ほど早く予約したほうがベターなので、接種を希望される方はできれば小児科ではなくて内科・外科などで予約してくれる医院・病院を探して少しでも予約人数の少ない医療機関で予約される方が早くなるようなのでお勧めします。2010年には生産を倍増予定、また2011年には定期接種(三種混合のように無料化)をめざして運動が展開中とは聞いていますが現実的にはどうなるかは予想がつきません。小児科医としては一日も早く無料化を期待しています。ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

    34、麻しんワクチンを受けましょう、のお話し

    以前にも書きましたが、最近の麻しんの流行が続いていますので改めて書きます。発病した人の95%は麻しんワクチンを未接種者で、潜伏期間は10~12日、その語カタル期という38℃前後の発熱、咳、鼻水、くしゃみ、結膜炎が2~4日間続き、その後コプリック班という口の中に粉チーズのような白い斑点が出て、39~40℃の高熱と発疹が出始め、はじめて麻しんと診断されます。想い合併症がなければ4~5日間で治りますが、中耳炎をおこしたり肺炎・脳炎で亡くなる場合もある怖い病気です。アメリカでは生後12~15ヶ月にMMR(麻しん風疹おたふく)ワクチンを接種し、4~6歳で2回目を接種することで年間10人程度の患者発生にとどまっています。お隣の韓国も麻しん対策に力を入れ成功しています。日本も2006年6月から2回目のMM(麻しん風疹)ワクチンが始まりましたが当時小学校一年生以上の人は自費で2回目を接種する必要があるため、2008年から中学1年生と高校3年生も公費で接種に行かなければ注射を受けていない人が他人に病気をうつして広めるため効果があがりません。1歳での麻しんワクチンの接種率は80%と言われていますが
    できれば95%くらいの人がやっていただければ日本の対策も上手くいくでしょう。麻しんウイルスに直接効く薬はありませんので、やはりワクチンをおすすめします。ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

    33、ぜんそくのお話し

    咳の症状はお子さんでよくみられますが、「ヒューヒュー、ゼイゼイしている」「夜寝てから、あるいは朝方だけ咳が出て昼はなんともない」なら喘息の症状かも知れません。季節の変わり目はアレルギーが出やすいと言われていますが、喘息は一年の中で9月~10月に出やすいといわれています。もちろん、喘息を持っているお子さんが風邪を引くこともあるのではっきりと分けることは出来ませんが子どもの場合は90%くらいアトピー体質(ダニ・ほこり・カビ・動物の毛などに対して1gE抗体を作りやすいこと、血液検査で調べられます)と言われていますので、頻繁にゼーゼ―という場合は主治医にご相談ください。原因となりやすいダニ・ほこりなどマメに掃除をすることでかなり減らせるとされていますので拭き掃除を中心に毎日少しずつ、できる範囲でがんばりましょう。ペットを飼わないようにすることやタバコの煙を近づけないのも良いでしょう。喘息治療として最近の考えは「早くからステロイド吸入」が一般的になっています。軽症持続型といって咳・喘鳴(ぜんめい、ゼーゼ―いうこと)が一週間以上、一ヶ月未満の間で一回あれば使うことがすすめられていますので、正しく使えば副作用もほとんど心配ありません。 ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

    32、アレルギー性鼻炎、のお話し

    毎年この時期には花粉症が話題になります。通常スギ花粉症は10才以上から、と以前は言われていましたが、早ければ2才くらいで血液検査で診断された人もあるようで、東京では14才以下ではこの15年で3倍に増えているようです。症状は「くしゃみ、(水のような)鼻水、鼻づまり」が有名ですが子どもの場合は目と鼻のかゆみがよく見られます。鼻をかんだ後にそのティッシュを鼻の中に入れてグリグリする子が結構います。もともと2~3月は風邪のシーズンなので症状だけではわかりづらく、血液検査や皮膚に引っ掻き傷を作って検査する、あるいは鼻水の中に“好酸球”という細胞があるか、顕微鏡で見て診断するなど、いろいろな方法があります。治療は飲み薬、点耳薬が各種出ており眠気さえ気にならければ市販薬でも病院の薬でも構わないでしょうが、ひどい症状であれば(もちろん大人では)レーザー光線で焼いたりや手術、またアレルギーを起こす原因の物質そのものを薄めて3ヶ月くらいかけてゆっくり注射する「免疫療法」というものもあります。また湿度50%以下にして乾燥させる、たたみ、じゅうたんを出来るだけ減らす、外出時はマスクやゴーグルを使う、外から帰ってきたら服を払ってできればシャワーを浴びる、など工夫するとより効果が上がります。症状が軽くてもガマンすることで勉強や仕事の効率が下がっている人がけっこう居ると最近言われているので自分の症状に応じて早めに対策を打ちましょう。 ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

    31、細菌ノロウイルスが原因となる食中毒

    細菌ノロウイルスが原因となる食中毒、集団感染が相次いで報告され、問題となっていますがこのウイルスは正しく発見されたものではなく、もともと二枚貝(主にカキ)の体内に数パーセントの確率で入っているものを十分加熱しないで食べて感染するものなのです。潜伏期間は1~2日程度で吐き気、下痢、発熱(38℃以下)が主な症状で特効薬はありませんが、嘔吐・下痢による脱水に気をつけていれば3日程度で回復するためほとんどの場合は心配ないウイルスなのです。寝たきりのお年寄りや小さなお子様で呼びかけても返事できないくらいグッタリしない限りは救急受診は必要なく、また検査も特殊な検査なので普通の病院ではすぐには出来ません。よほどの集団発生などで保健所が調べるケース以外ははっきりとしませんが患者の便や吐物からうつる可能性はあるためお子様の世話をした後は手洗いを十分にしましょう。また貝類を食べるときは85℃以上で少なくとも1分以上加熱すれば大丈夫と言われています。 ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

    30、乳歯の手入れのお話し

    むし歯予防には歯磨きが大切です。子どもが嫌がって磨がかせない、という訴えもよく耳にします。子どもを歯磨き嫌いにしないためには、発達段階に応じたやり方で上手に習慣づけをしていきましょう。歯が生えてきたら歯ブラシを持たせてみます。口に入れて遊んでいるだけですが、歯磨きに慣れさせるための第一歩です。一歳半から二歳頃になると奥歯も生えてきますので、食事やおやつの後に自分でゴシゴシ磨かせてみます。この歳は「自分でする」という自己主張が始まりますが、一方では磨いてもらいたい依頼心もありますので最初は本人に満足するまで磨かせます。十分に磨いたら、その後磨き直しも嫌がらなくなります。三歳頃には箸を使うことや着替えもできるようになりますので、歯ブラシの正しい持ち方や動かし方、ブクブクうがいなどを教えましよう。上の前歯は最も早くむし歯になりやすいので糸ようじできれいにしてください。また、おやつは回数や時間を決めて食べさせましょう。子どもの生活リズムを整えることは、むし歯予防のうえでも重要なことです。
    ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

    29、中耳炎のお話し

    中耳炎は水泳やお風呂で耳に水が入っておこる、と思っている人が多いかもしれませんが例えば風邪のときに鼻やのどに細菌が耳管(じかん、と読みます。鼻の奥にあり左右の耳につながっている管)を通じて侵入し中耳炎になるのです。急性中耳炎になると耳痛や耳だれが出てくる、熱がでるといった症状があり、耳鼻科で局所の治療をうけたり、抗生物質を飲むとなおりますが放っておくと慢性化して聞こえが悪くなったり、脳に影響がでる場合もあるので必ずきっちり治るまで治療を受けましょう。鼻水を上手にかむと予防はできますので、むやみに強くかんだり両方を一度にかまず、片方の鼻を押さえて軽く、スン・スンとかむ練習をしましょう。 ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

    28、発熱で頭がわるくならないか、のお話し

    発熱の原因はいろいろありますが、多くは風邪などの細菌やウイルスといったものが体内に入ると、白血球という体を守る免疫細胞が刺激されて発熱物質というものを作り、いつもは36.5℃でも突然40℃になることがあります。一時的にさむけがしてゾクゾクと震えたあと一気に体温が上がると心配されるでしょうが、これは体を守る反応として心配あにことがほとんどです。熱が高くても機嫌がまあまあで、顔色が良い時は体温が39℃以上でも高熱だけでは脳の組織は大丈夫です。発熱のときには水分補給を心がけ、嫌がらなければ少し冷やして様子をみましょう。何度の¥も吐く、ぐったりしてすごく元気が無い、目つきがおかしい、変な事を口走る、何回もけいれんするといった症状があればすぐ救急病院に行った方が無難ですが、熱だけの症状では9割ぐらいは心配ないようです。また普段からお子様の体温を調べておきましょう。ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

    27、夜ふかしのお話し

    一日は24時間ですが、人間はもともと25時間周期でできているため朝寝坊や夜ふかしは子どもも大人も簡単にできてしまいます。これを正確にもどすのは朝のまぶしい光で、夏休みだといってもいつも通り起きて朝日を浴び、夜も早めに電気を暗くすることで体や脳の体調を守りメラトニン(酸素の毒性から脳を守るホルモン)やセロトニン(心をはぐくむ脳内の物質)をしっかり出るようにした方が運動不足からくる肥満、睡眠不足からくる集中力の低下による成績低下などを防ぐ事ができます。日本の小学生~高校生の子どもは世界でも一番睡眠時間が短く、また睡眠時間が短いほど成績も良くない傾向がある、というデータもあります。子どもの健全な成長にはまず、「早起き」をこの夏から習慣にしましょう。 ほづみ小児科クリニック 穂積正俊

    26、夜尿症のお話

    おねしょは人間しかしない、って知っていましたか?個人差がかなりありますが大体一歳半くらいで昼の「おしめ」をぬらすことが減り、二歳半~三歳くらいでふとんをぬらすことが減ってきますが、ふつう夜尿症と考えるのは七歳になっても週に二回以上ふとんをぬらす時で、そのような時は病気でおしっこがコントロールできない場合もあるので一度小児科か泌尿器科で検査を受けられたほうが良いでしょう。ただ、ほとんどの場合は決定的な病気が見つかることは少なく十五歳くらいで夜尿が自然になくなることが多い、とも言われています。有名な夏目漱石、坂本竜馬の夜尿をしていたと記録されているくらいですから、「しからず」「あせらず」「おおらかに」お子様に接してあげてください。また普段から食事の味付けを薄味にして、日が暮れたら夜に水分を取らさないようにして規則正しく生活させ夜中には起こさない、という基本を守り、さらにお子様の状態に合った薬を処方されることもありますので主治医にご相談されると良いでしょう。 ほづみ小児科クリニック 穂積正俊